外為取引の方法
外国為替取引は常に2つの通貨(通貨ペア)のうち、一方を売り、一方を買う取引で
す。円の関係する取引(クロス円)の場合、外貨だけを売買しているようにも思えます
が、実際には、外貨を売買すると同時に同額の円を逆売買しています。EUR/USDの売
買では、ユーロを買ってドルを売る、あるいはユーロを売ってドルを買うことになります。
為替レートは通貨ペアの左側の通貨の価格を右側の通貨で表した値です。
USD/JPY=120.00だと1ドルが120.00円です。また、通貨ペアの売買は左側の通貨に
ついての売買を指します。USD/JPYの1万ドル買いはドルを1万ドル買って円を120万
円売ることになります。なお、買い持ちのことをロング、売り持ちのことをショートとも言います。なお、売り持ちでも買い持ちでもな
い状態はスクウェアと言います。為替レートは120.00-05のように、2つの数値で示されます。左側の数値はBid、右側の数値は
AskまたはOfferと呼ばれます。顧客が買う時はAskの値が、売る時にはBidの値が適用されます。BidとAskの差をスプレッドといい
ます。スプレッドは手数料とともに外国為替取引のコストとなります。成行(成り行き、マーケット)は現在の価格で通貨の売買を行
うことです。現在表示されているレートで売買できます。データ復旧業者によっては、注文を出してから数秒間レートを固定してくれ
るところがあります。また、レートは固定できず、レートが許容幅を超えて変動したら注文がキャンセルになるところもあります。指
値(リミット)は指定したレートで売買することです。現在のレートよりも有利な条件の指値と不利な条件の指値(逆指値)がありま
す。通常のゴルフ会員権の場合、より安く買う、あるいはより高く売ることが可能です。しかし、その後、買ったレートよりもさらに安
くなる場合や売ったレートよりもさらに高くなることもよくあります。逆指値(ストップ)は現在よりも不利な条件での売買で、一見不
利なように見えますが、為替レートはいったん動き出すと同じ方向に動き続けることもよくあります。従って、例えば、手持ちの買い
ポジションを逆指値で売り注文を出しておくと、損失が大きくなる(あるいは利益が小さくなる)前に決済することができますし、新
規に逆指値で買い注文を出しておくと、買いが成立後、さらに値上がりすることで利益を得ることができます。なお、逆指値の場
合、指定したレートで取引できず、さらに不利なレートとなることがあります。これをスリッページと言います。また、週明けなど、取
引時間外を過ぎてレートが大きく変動した場合もスリッページが生じます。指値の場合は、週明けに、より有利なレートで取引が
成立することもあります。多くの取引業者では、新たに買いまたは売りを行う新規注文と、手持ち(既存)のポジションについて買
いまたは売りを行う決済(仕切)注文を分けています。また、手持ちのポジションと同一の通貨ペアを新規に逆売買した場合、手
持ちポジションが自動的に決済される業者と、売り買い両方のポジション(両建て)が生ずる業者とがあります。また、両建てを認
めていない業者では、新規に逆売買することで手持ちポジションの一部または全部を自動的に決済することができます。IF DONE
は最初の注文(1次注文)が成立したら有効となる注文(2次注文)を合わせて出すことです。例えば、USD/JPY=120.00で指値の
買い注文と、これが成立したら有効となる121.00の指値の売り注文を合わせて出します。OCO (One Cancel Other)は2つの注文
を合わせて出し、一方が成立したら他方を自動的にキャンセルすることです。例えば、USD/JPY=120.00の買いポジションを持っ
ていて、121.00の指値の売り注文と119.00の逆指値の売り注文を出すような場合です。また、IF DONEとOCOを合わせて出すこと
もできます。多くの取引業者では、無期限の注文(GTC=Good Till Cancel)と期限付きの注文を認めています。期限付きの例とし
て、デイオーダー(その日のNYクローズ時間まで)、ウィークオーダー(その週の金曜日のNYクローズ時間まで)があります。時間
単位あるいは日単位で期限を指定できる業者もあります。また、期限付きの注文を認めていない業者もあります。海外系業者の
取引画面はIF DONEやOCOを意識せずに出すことができます。新規のOCO注文を出すことはできません(できる業者もあります)
が、新規の成行・指値注文に決済時の指値(リミット)や逆指値(ストップ)を設定することでIF DONE(+OCO)注文を出していること
になります。また、既存ポジションに指値や逆指値を合わせて設定することでOCO注文を出していることになります。指値や逆指
値を付けているポジションも成り行きで決済することができます。この場合、多くの業者では指値や逆指値の注文は自動的にキャ
ンセルされますが、一部、そのまま残ってしまう業者もあるようです。両建て(Hedge)を認めていない業者が多いのですが、一部の
業者では、両建てするかしないかを注文時に選択できます。両建てにしない場合、既存ポジションと逆のポジションを建てると、自
動的に既存ポジションが決済されます。取引方法や取引画面は各社で異なります。多くの業者ではデモ取引やセミナーを用意し
ているので、注文方法に十分習熟してから取引を始めるようにして下さい。
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